濡れ縁
記念すべき第一作目。このときはインパクトドライバーがなかった。
- とにかく何ができるか、またはできないかわからなかった。一応電ノコは買ったが、インパクトドライバーもなく、ドリルドライバだけで工作した。また、完成するかどうかも怪しかったので、レッドシダーの耐候性は理解していたが、安いSPF材で作った。
- だが、作り始めると意外に簡単であったので、気をよくしてキシラデコールを完成後に塗る。もちろん手の届かないところは塗れていない。半年後、デッキを作りのときに上面だけキシラを塗り直した。3年目を迎えようとする今日でもあまり傷んだ様子はない。雨ざらし、日光はあたり放題という環境だが、SPF材でも塗装をしっかりすればかなり持つことがわかった。
- 設計もなにもないウルトラ現場合わせ主義であったが、なんとかがた付きなどなく出来上がる。この方法論で次のデッキやパーゴラなど作ったので痛い目にあった。その場しのぎで作れるのはこのサイズまでである。
- 前縁に若干のRがついているが、思いついて板を張ってから強引に丸鋸で切ったもの。単なる濡れ縁だが、使ってみると意外に便利で、その後のデッキ工事のゴーサインを家族から取り付ける材料となる。
データ
サイズ:1800mm×1100mm
材料:SPFすべて2×4材、沓石、65mmコーススレッド
土台:家側はモルタルの三和土に直置き。外側はコンクリート製の沓石を少しだけ掘って埋めた。
塗装:キシラデコール(色は忘れた)
工具:210mm電動丸鋸、充電式ドリルドライバ、手鉋、ほか。
材料費:約3000円+塗料代(けっこう高い)