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PHP4のインストール

PHP4をインストール。最新版は、PHP5ですが、β版のため（2004/2/15現在）PHP4.3.2を、ここでもソースコードからインストールする。

ソースからインストール

http://www.php.net/downloads.phpから,PHPの最新版（PHP4.3.4)をとってくる。

Apacheのときと同じように、作業ディレクトリで解凍したのち、ディレクトリを移動して作業。

[root@fmv /]#cd /usr/temp
[root@fmv tmp]# tar xvf PHP-4.3.4.tar
[root@fmv tmp]#cd ./PHP-4.3.4　ディレクトリを移動。以後はこのディレクトリで作業。

./configureにはオプションが必要。以下は、実際には各行をスペースでつなぎ、１行で表記する。

./configure
--with-apxs=/usr/sbin/apxs
--with-mysql=/usr/local/mysql
--enable-mbstring
--enable-mbstring-enc-trans
--enable-versioning

Thank you..というメッセージが出たらOK。ここで、mysqlを使うことを前提で、そのありか/usr/local/mysqlを指定しているので、MySQLをインストールした場所が違っている場合や、MySQLをインストールしていない場合は、エラーが返ってくる。
```
[root@fmv PHP-4.3.4]#make　　　　　ソースコードからコンパイル
[root@fmv PHP-4.3.4]#make install　
```
これでインストールは完了。

PHPが使えるようにする

まず、設定ファイルを作る。ひな形php.ini-distを/usr/local/lib/以下にコピー。
```
cp /usr/local/tmp/PHP-4.3.4/php.ini-dist /usr/local/lib/php.ini
```

次に、これをviで開いて、[mbstring]の部分を書き換える。具体的には以下のようにコメントアウト(;)されていたものをはずす。

[mbstring]
;mbstring.internal_encoding = EUC-JP
;mbstring.http_input = auto
;mbstring.http_output = SJIS
;mbstring.detect_order = auto
;mbstring.substitute_character = none;

これを以下のようにする。

[mbstring]
mbstring.internal_encoding = EUC-JP
mbstring.http_input = auto
mbstring.http_output = EUC-JP
mbstring.detect_order = auto
mbstring.substitute_character = none;

apacheの設定ファイルを書き換える。

vi /etc/httpd/conf/httpd.conf

そのhttpd.confの内容は以下の部分を確認。

LoadModule php4_module                    libexec/libphp4.so       （コメントをはずす）
AddModule mod_php4.c       　　　　　　　　　　　　　　　　（コメントをはずす）
AddType application/x-httpd-php .php        　　　　　（追加）
AddType application/x-httpd-php-source .php　　　　（追加）

これで終わり。

ここで、VineLinuxの場合、OSインストール時にapacheをインストールせずに、後からソースからインストールすると、/etc/httpd/conf/httpd.confは自動で作成されず、/usr/local/apache/conf/httpd.confが設定ファイルになるようだ。でも、PHPインストール時には、/etc/httpd/conf/httpd.confが無いって怒られるんですが、どうしてかな？いずれにしろ、ソースからビルドしたPHPではそのまますんなりとはapacheが動いてくれない模様。（どうもLoadModule　php4_moduleでエラーらしい）RPMではどうなのか、試してない。なお、OSインストール時にいっしょにApacheをインストールすれば難なく動く。

動作確認

PHPのスクリプトファイルを作って実行させてみるのが一番簡単。

cd /home/httpd/html/
vi test.php    （新しいファイルが作られる）
<?
phpinfo();
?>　　　　　（３行のファイルを作る）
chmod 755 test.php

として、test.phpブラウザで見てみる。サーバーにしたLinuxマシンから見るときはhttp://localhost/test.phpでアクセスできる。PHPに関する情報がでてくればきちんと動いている。

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